昭和、平成の年が西暦で何年か思い出せますか?
投稿者 :吉島航日子 on
多くの人が生きてきた昭和、平成、令和の3つの元号と西暦
事務作業で過去の年代を書類に書くことはよくありますが、あれ?西暦のあの年は平成何年だったかな?と思い出せない事ってありませんか?
令和から平成、昭和へさかのぼって「あの年は西暦でいうと・・・」と、思い出すことはかなり難しいでしょう。
その都度、わざわざネットで検索しても、また別の日に同じことを繰り返してたり。
ある意味、日本に住む現代人が背負った宿命かもしれません。
例えば、昭和60年が1985年など、区切りが良いと思い出しやすいのですが、平成16年が西暦の2004年だったという事を思い出すのは困難かも。
私のような昭和生まれにとって、平成と西暦は区切りを合わせずらく、なじみ薄いと感じてるのではないでしょうか。
平成時代に、メディアでも元号より西暦を用いることが多くなったことも影響しています。
そのような悩みの声を聞いて、新しく便利な一覧表を作ってみました。
昭和、平成、令和と西暦を対照できる「年号・西暦・干支早見表」です。
明治元年(1868年)から、大正、そして未来の令和32年(2050年)まで掲載しています。
使ってみた感想は、やはり見つけるのが早い!
これで、調べなおすムダな時間からも解放です。
元号の由来を調べてみた
ここで元号の意味を振り返って見ます。
簡単にまとめるとこのような感じでした。
・明治 「聖人南面して天下を聴き、明に嚮(むか)ひて治む」
(聖人が南面(君主と)して政治を聴けば、天下は明るい方向に向かって治まる)
・大正 「大いに亨(とほ)りて以て正しきは、天の道なり」
(天が民衆の言葉を聞き、政治が正しく行われる)
・昭和 「百姓(ひゃくせい)昭明にして、萬邦(ばんぽう)を協和す」
(国民の平和と世界の平和の共存、繁栄を願う)
・平成 「内平かに外成る」「地平かに天成る」
(国の内外、天地とも平和が達成される)
・令和 「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を開き、蘭は珮後の香を薫らす」
(人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味)
【参考サイト】 https://tana-tyu-u.com/culture/426/
それぞれ、その時代に込められた願いがあるのですね。
固定観念を捨てて文字だけを見ると、良い意味でとらえられます。
元号は、古代中国が発祥ですが、現代では公に元号が続いている国家は日本だけだそうで。
西暦に言い換える手間はついて回るものの、古いものをいたずらに変えず、未来に受け継ぐことにも価値があるでしょう。
年号・西暦・干支早見表が、何かのお役にたてば幸いです。
年号早見表、読書のお供や、日常生活で何かと便利です。楽しく活用させてもらってます♪