百人一首の覚え方は「決まり字」がポイント!早おぼえ表でサクサク暗記

百人一首の覚え方は「決まり字」がポイント! 早おぼえ表でサクサク暗記

百人一首の覚え方はべんりな一覧表ショップ・コレヤコノのウェブサイトでご確認いただけます。百人一首の競技かるたでは、上の句を数文字読んだだけで取り札を取ることになります。

競技かるたで強くなるためにも、決まり字ごとに分類しながら頭に入れていきましょう。今回は、決まり字について詳しく紹介していきます。

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【百人一首の覚え方】百人一首の決まり字とは何?

百人一首を覚える

百人一首を覚えるときには、決まり字のグループに分けるのがおすすめです。これは、冒頭のある文字を読まれた段階で取り札を確定できる部分のことを指します。

例えば、冒頭が『み』で始まる歌が5首あります。そのため、読み手が『み』と発音しただけでは、取り札を確定することができません。『み』で始まった場合には、次の一音を待ってみましょう。

『みち』だったときには、『みちのくの』で始まる歌、『みせ』だったときには『みせばやな』で始まる歌、『みよ』だったときには『みよしのの』で始まる歌と確定できます。

これらの札は二文字目で取り札が確定することから、二字決まりと呼ばれます。しかし『みか』と読まれたときには札を確定することができません。『みか』で始まる和歌には『みかきもり』と『みかのはら』の2つがあります。これらの札は三字決まりと呼ばれており、三文字目まで読まれてようやく取り札を確定できます。

「み」で始まる歌

上の句 下の句
みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに みだれそめにし われならなくに
みせばやな をじまのあまの そでだにも ぬれにぞぬれし いろはかはらず
みよしのの やまのあきかぜ さよふけて ふるさとさむく ころもうつなり
みかきもり ゑじのたくひの よるはもえて ひるはきえつつ ものをこそおもへ
みかのはら わきてながるる いづみがは いつみきとてか こひしかるらむ

そのほかに、上の五文字が同じという札が6枚あります。『あさぼらけ』『きみがため』『わたのはら』で始まる歌は六字決まりと呼ばれています。ほかに五字決まりの歌が2首、四字決まりの歌が6首あるので、それぞれ覚えておきましょう。

上の五文字が同じ歌

上の句 下の句
あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに よしののさとに ふれるしらゆき
あさぼらけ うぢのかはぎり たえだえに あらはれわたる せぜのあじろぎ
きみがため をしからざりし いのちさえ ながくもがなと おもひけるかな
きみがため はるののにいでて わかなつむ わがころもでに ゆきはふりつつ
わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの くもゐにまがふ おきつしらなみ
わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと ひとにはつげよ あまのつりぶね

最初の一字のみで取り札が確定できる一字決まりの歌は7つあります。『むらさめの』『すみのえの』『めぐりあひて』『ふくからに』『さびしさに』『ほととぎす』『せをはやみ』から始まるこれら7つの一字決まりは、頭文字を取って『むすめふさほせ』と呼ばれます。

まずは、一字決まりの『むすめふさほせ』を頭に入れましょう。一字決まりの歌をしっかりと頭に入れておけば、競技かるたで瞬間的に札を取ることができ、勝率がアップしやすくなります。

一字決まりの歌

上の句 下の句
むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに きりたちのぼる あきのゆふぐれ
すみのえの きしによるなみ よるさへや ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ
めぐりあひて みしやそれとも わかぬまに くもがくれにし よはのつきかな
ふくからに あきのくさきの しをるれば むべやまかぜを あらしといふらむ
さびしさに やどをたちいでて ながむれば いづこもおなじ あきのゆふぐれ
ほととぎす なきつるかたを ながむれば ただありあけの つきぞのこれる
せをはやみ いはにせかるる たきがはの われてもすゑに あはむとぞおもふ

決まり字の勉強法や覚え方を知りたい!

百人一首の勉強法

決まり字ごとに覚えていけば、競技かるたの腕前がどんどん上がっていきます。一字決まりや六字決まりといった特徴的な歌を優先させたり、和歌を読み上げたりといった方法によって勉強するのが、上達までの近道です。

二字決まりの歌が42首、三字決まりの歌が37首あります。そのため、二字決まりや三字決まりの歌を頭に入れるのは少し大変です。

また、中に『あ』という文字から始まる歌はなんと16首もあります。暗記カードや表などを使って地道に頭に入れていくのもよいですが、おすすめは語呂合わせです。

例えば、『ちはやぶる』から始まる和歌は、下の句が『からくれなゐに』です。この和歌を頭に入れるときには『千早から』と省略することがポイントです。こうすれば『ちはや』と読まれたときに『からくれなゐに』で始まる札をすぐに取ることができます。

ほかに『おほけなく』で始まる歌は下の句が『わがたつそまに』なので『OKわかった』という語呂合わせで覚えます。『かささぎの』で始まる歌は下の句が『しろきをみれば』なので『傘は白』と覚えましょう。こういった語呂合わせで上の句と下の句を紐付けていけば、効率的に暗記できます。

上の句 下の句
ちはやぶる かみよもきかず たつたがは からくれなゐに みづくくるとは
おほけなく うきよのたみに おほふかな わがたつそまに すみぞめのそで
かささぎの わたせるはしに おくしもの しろきをみれば よぞふけにける

ある程度覚えたら、下の句が書かれた取り札を見て上の句を思い出す練習が大切です。この練習を続けていけば、下の句をパッと見ただけでどの和歌なのかを判別できるようになります。十分に札を覚えたら、源平合戦や競技かるたの実践練習をするのがおすすめです。家族や友達と一緒に覚えたり、競技かるたの催しに参加したりと、楽しみながら学んでいきましょう。

百人一首の決まり字を意識することが効率的な暗記のポイント!

決まり字を意識するのが、百人一首の効率的な覚え方です。特に、一字決まりや六字決まりといった特徴的な歌はできるだけ早く暗記しておきましょう。ときには語呂合わせを使うなど工夫をし、より多くの百人一首を暗記してみてください。

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